【メンテナンス】DIYでクロスカブCC110(JA60)のオイルとフィルター交換

メンテナンス

※本記事はプロモーションを含みます

バイクに乗っていると必ず定期的に行わないといけないオイル交換。

バイク屋に持って行ってオイル交換してもらうのも良いですが、通いなれたバイク屋は自宅から下道で2時間強かかります。

また、近所のバイク用品量販店ではオイル単価高め+工賃もかかります。

作業的には簡単ですので、自分で交換しちゃおう!ということでオイル交換をDIYで行いました。

準備するもの

自分でオイル交換するとなると、多少の初期投資は必要になります。

オイル

なんといってもオイルがないと始まりません。

クロスカブをオイル交換する際のオイル量は800ml、オイルフィルターまで交換する場合は850mlですので、1ℓ缶を1本買えば事足ります。

ホンダ(Honda)
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ホンダ純正のSTANDARD(5W-30)を購入しました。
ネットで購入可能です。

トルクレンチ

ドレンボルトの締め付けトルクは24N・mと指定されています。
締め付けすぎてもねじ切る可能性が有り、締め付け不足の場合もオイル漏れの可能性が有りますので、可能な限りトルクレンチを使いましょう。

私はトルクレンチをそもそも持っていましたので新規購入はしていませんが、以前Amazonで購入したものです。

消耗品(ドレンワッシャー、Oリング、オイルフィルター)

オイル交換をする場合必須となるのが消耗品。
消耗品の交換を怠るとオイル漏れの原因となります。

・ドレンワッシャー
90407-KVR-C00/パッキン、ドレンコック

・Oリング
91302-PA9-003/Oリング 39.8×2.2
※フィルター交換時のみ

・フィルター
15412-KON-D01/フィルターCOMP、エンジンオイル
※フィルター交換時のみ

これらのホンダ純正部品はお近くのホンダドリームやホンダ二輪車正規取扱店で注文することができます。

私は通いなれたバイク屋で、オイル交換5回分の消耗品をまとめ買いしました。

オイル漏斗

クロスカブのオイル投入口は天面を向いており、どんなオイル漏斗でも作業はしやすいと思います。

私はAmazonで購入しましたが、100均のものでもなんでも良いと思います。

オイル処理ボックス

古いオイルを捨てるために使う、廃油ボックスです。

ネットで購入もできますが、かさばるので少々お高めです。
お近くのホームセンターの車用品売り場などに有りますので、そちらで購入した方が良いと思います。

私はカインズで購入しました。

オイル交換方法

ボルトを緩めて古いオイルを排出し、消耗品を取り換えて、ボルトを締め込み、新しいオイルを入れます。

言葉で見ると簡単そうでしょ?そう、作業も簡単です。

古いオイルを抜く

エンジンの底にあるドレンボルトを緩め、古いオイルを排出します。

画像中央のボルトを緩めます。
もちろんその下には廃液ボックスを事前に広げておきましょう!

ドレンボルトは12mmです。

取り外したドレンボルトは再利用しますが、ドレンワッシャーは廃棄します。

古いフィルターを外す

左右のボルトを緩めフィルターカバーを外すとフィルターが入っています。

ここからも古いオイルが排出されますので、廃液ボックスはドレンボルト下とフィルター下の両方のオイルを拾えるように配置しておきましょう。

8mmのボルトです。

取り外したフィルターは新品に交換するため廃棄です。

ものすごく汚れてますね。。。

清掃&消耗品取り換え

再利用する部品はパーツクリーナーで汚れを取ります。

また、フィルターカバーについているOリングは消耗品なので、新しいOリング(91302-PA9-003/Oリング 39.8×2.2)に交換します。

ドレンボルト&新ドレンワッシャーを締め込み

ドレンボルト+新しいドレンワッシャーを締め込みます。

トルクの指定があり、トルクレンチを使用し24N・mで締め込みます。

新フィルターを取り付け、フィルターカバーを締め込み

取り外した通りの順序で、取り付けます。

フィルター→スプリング→フィルターカバー→8mmボルト2本締め込みの順です。

8mmボルトの締め込みトルクは10N・mです。ここでもトルクレンチを使用します。

新しいオイルを850ml投入

オイルゲージのある部分から新しいオイルを投入します。

オイル量は850mlです。※フィルターを替えず、オイル交換のみの場合は800ml

きちんと計量して投入する方が良いでしょうが、レベルゲージで後程確認するので私は目分量です。

エンジンをかけ数分アイドリングしオイル量を確認する

新しいオイルを入れたらオイルを回すため数分間アイドリングします。

その後、レベルゲージでオイル量を確認し、規定量入っていればオイル交換完了です!

ちょいと多めでしたがこのまま行きます!

おわりに

今回はクロスカブのオイル交換方法を記事にしてみました。

正直バイク屋さんに持って行った方が廃液も処理してもらえますし、消耗品も事前準備する必要もないので楽です。

しかし、3台持ちの私としては工賃も馬鹿にならないですし、何より自分のバイクをメンテナンスするって気持ちが良いですよね。

オイル交換は簡単にできるメンテナンスですので、皆さまもぜひチャレンジしてみてください。